2019/10/18
電力の安定供給に貢献している仲間を裏切る行為!
関西電力の幹部が福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題で、関電の岩根茂樹社長に今年3月以降、不正を内部告発する文書が送られていたというニュースを見ました。原発をめぐる金が関電幹部に還流していたことを指摘し、岩根社長に「もみ消し工作」をせず、「裏の世界と決別する」よう求めていた内容です。まさに国策で進められていた「原子力発電」の影で電力事業に従事する働く仲間が福島の原発事故以降、辛苦に耐えられてきた思いを裏切る行為です。政府も一企業の問題としないで国策で進めてきた原子力発電事業の縮少化に向けて、今こそ、責任ある対応が求められます。政治家の関連企業からの献金問題も含めて、全ての闇を明らかにし、真相を究明すべきです。今後の政府の対応を注視しなければなりません。