2020/6/18
地上イージス停止?
以前のコラムで「イージス・アショア」の必要性と莫大な財源を社会保障・教育に回すべきと訴えさせて頂きました。
ところが、6月15日突然、河野防衛大臣から技術的な問題から「イージス・アショア」の事実上の白紙撤回が表明されました。
その表明を受けて、受け入れ地元では困惑と怒りの声が拡がり、専門家からは「元々意味がなかった」などのコメントが出されました。
いったいこれまでの政府の強硬姿勢はなんだったのでしょう!2017年12月19日イージス・アショアの2基導入を閣議決定以降、候補地の設定、調査ミス(確信犯か)、防衛省幹部の居眠り、そして白紙撤回。
トランプ大統領へのお手盛り外交の失態そのものと言わざるを得ません。そして、検察庁改正法案の閣議決定も含めて、安倍内閣の閣議決定の軽さがまたしても露呈した結果となりました。
第二次補正予算の10兆円の使途が極めて心配になります。しっかりとした説明責任と、ことの顛末の検証が必要不可欠です。